10月15日
毛長神社の創建年代は不詳ですが、「地誌材料稿」新里編に享保十年(一七二五)九月二十一日、
別当寺修造の棟札の写しがあることより、これより以前に建立されたことが推察できます。
「地誌材料稿」により、御神体は女性の髪の毛であることが知ることができ、
この髪の毛は素盞嗚尊の妹姫のものとも、村の長者の娘のものとも云われています。
髪の毛を御神体とする神社は全国でもおそらく毛長神社一社だけと云われ、
その意味で毛長神社の存在とその伝説の継承されていることは、貴重なものといえます。