日本に古くから伝わる「厄年」
人生において特に忌み慎まなければならない年齢があり、それを厄年といいます。
厄年を迎える男性42歳、女性33歳は特に「大厄」と云われ3年間を忌み慎しむ習わしがあります。
自分の人生を振り返り、生きる姿勢を正すという意味もこめて、厄祓いを受け日々慎んで生活することが大切であり、新しい心構えで今後の人生に臨んでいきましょう。
「厄年」は心身を清め、人生の節目を自ら意識し、心を引き締めるための儀礼です。
年毎の運勢盤(九星方位吉凶表)で自分の生まれた星(九星)が中央に位置する年が、いわゆる『八方塞』といわれる年回りであります。
八方塞とは肉体的にも精神的にも気運の盛衰が転換期を迎えていて、様々な災禍が起こり易いといわれ、八方をすべて塞がれ何事もうまくいかない年回りです。
「方位除」は八方塞の方だけではなく、鬼門、裏鬼門、衰運に位置されている方々も、万事を良い方向に変える事を祈念する儀礼です。